特に期限があるわけでもないのに、一刻も早く上達したい。
それが挑戦というより、焦りに近い感情であった場合、極めて危険。
下手というストレスから解放されたい。そういう逃げの心理だからだ。
長期戦になっても俺は構わないんだぜ、という腰を据えた闘志がないときの顕著なサインだ。
基本的に、思うように事が進んでいるときのイメトレよりも、事が進まないときの心の在り方を考えるべきだ。
大抵は苦しい姿は想像したがらないものだが、それ故強みになる。
この世は不本意と不条理に満ちているが、不幸でできているかどうかは当人が己の苦境をどう評価するかに懸かっている。