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ためになる可能性がなくはない訓練講座

人的家畜社会カースト

 なぜ人は己の環境の辛さを自慢したくなるのか。

 これ、僕もたまにしたくなるし純粋に疑問。

 ハンディキャップ理論で片付けられる問題なのだろうか。

 

 シヴロペディア Caste System (身分制)より抜粋:

「身分制では、両親が階層の頂点に立っている人々にとって以外にはわずかな利点しかありません。取り柄や自発性は役に立ちません:もし文化における最高の知能と聡明さを持つものが偶然にも道路清掃者として生まれたならば、そのときは彼は知能が高く聡明な道路清掃者となるのです。彼は僧侶や哲学者、あるいは指導者になる機会をけして得られないのです。」

 

 上記のような理不尽で不合理でクソみたいな社会制度でも依然として続いているわけで、

 いつか正されるはず、なんて考え方はあまり現実を即したものとは言えない。

 

 内乱を起こすか、外患を誘致するか。

 当然、どちらも失敗から極刑のコンボは九割九分九厘間違いない。

 そういう自殺的・究極的な手段を選ばない限り、道路清掃の息子は一生道路清掃して生きていかなければならない。

 

 結局何が言いたいかと言うと、その社会がクソだと個人がいくら努力したところでその個人の待遇が見直されることは決してないというのもよくある話だということ。

 私が悪かったんだろうか、などと考える必要はあまりない。