最強談義
超能力SFについて色々と空想しているのだが、結局は洗脳系が最強という結論に行き着く。
最強は洗脳・精神干渉タイプ。
次点でサーチ・解析系。
大穴で封印・そげぶ系…こんな感じ。
洗脳系というのは様々な作品で登場するが、そのままだと強すぎるので多種多様な制約を課される。
主に距離、条件、時間などだ。
サーチ・解析系は地味だが抜群の安定性を持つ。
まぁ、決闘形式で早撃ち勝負であれば洗脳系も爆発系も時間操作系も何も関係なく、単純に発動が早いほうが勝つだけなんだわ。
ただ、なぜ洗脳系が強いのかと言うと、要するに戦闘でも強いのに戦闘以外の場面でも汎用性が高すぎるから。
一瞬で人を洗脳できるキャラAと一瞬で人を蒸発させられるキャラBがいたとして…よほどAがアホでない限り、まずAとBは戦闘にすら発展せずBが死ぬだろう。
自分がAならどうするかを考えれば分かる。
Aは無制限に協力者を増やし、時間が経てば経つほどその数は増え続け、逃げ続けてさえいればどんどん有利になる。
Bはそうならないように短期決戦を強いられる。
目に映る人間全てを蒸発させれば良くね、という論は極論餓死エンド若しくは核ミサイルエンドになるので却下ね。
それでまぁ、仮に運のいいBが死に物狂いでAとタイマンになったとしても、ようやく五分の勝負に持ち込めただけなわけだ。不利すぎる。
で、当然洗脳系なんてキャラがいれば自分の居所がバレないように二重三重に防波堤を築くに決まっているので、早撃ち勝負なんて状況を招くことはまず有り得ない。
索敵能力、これが如何に重要かということだ。
サーチ系が上位にくるのはこの辺に理由があり、洗脳というのは索敵能力の高い超能力者をいくらでも味方にできるのでキング。
その上、洗脳系は戦果も最高だ。
先の例では、蒸発野郎Bが仮に勝った場合、勝ったという結果と相手の消し炭しか得られない。
が、Aが勝利した場合は結構な確率でBの能力が丸ごと手駒になる。これは止められない止まらないだろうね。
洗脳していくと、まるでネズミ講のように優秀な能力を持つ部下が優秀な人材を引き入れて来る…とまさにハーレムスパイラルを形成するのでもはや手が付けられない。